最近問題となっている日本語の使い方について

 

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●動物園では弁当が食べれるよ。
この言い方でいい。よく、ら抜き言葉だからこの使い方はダメだという人が実に多くいる。それどころか、テレビのアナウンサーはこの言い方はしてはいけないという風潮である。大間違えである。なぜなら、
たとえば、
食べられるよ は受け身の意味なのか可能の意味なのかわかりにくい。 
「動物園では弁当が食べれるよ。」で説明すると、
「動物園では(ディズニーラントなどとは違って)お客さんは弁当を食べることができる。」という意味なのか、「動物園では弁当が(動物に)食べられてしまう」という意味なのか、というふうにどっちとも取れる。でも、
動物園で食べれるよ は可能の意味だとはっきりわかる。
ところで、
現代日本語では「聞ける」を「聞かれる」とは言わないが、昔の日本語では「聞ける」の意味で「聞かれる」と言っていた。

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で、今度は 食べられる を 食べれる に変化しようとしている時代になった。ところが、ちょっと国語に詳しい人が「食べれる」と言うのは国語的に間違えだと言い始めた。このちょっと国語に詳しいという「ちょっと」というのは皮肉でなく本当に「ちょっと」なのである。大変国語に詳しい国語学者は食べれるのほうが断然いいとはっきり言っている。
まとめ:
現代は 食べられる が 食べれる に国語的に進化しようとしている時代である。なのに それは間違った言い方だ とちょっと頭がいい人が言っている。

●・・・・でよろしかったでしょうか?
この言い方でいいのです。
この言い方は、名古屋以西で使うようだ。その地域の人が東京に来て、東京でも当然同じように使っていると勘違いして使うことがある。だから、「なんだ、その言い方は?」などと思われることもある。結論: ・・・・でよろしいでしょうか? ・・・・でよろしかったでしょうか?
のどちらも適切な表現である。

●山崎さん的にはどう思いますか?
これの意味は 山崎さんから見ればどう思いますか? の意味である。でも、この言い方は適切でないという人がいる。
まあ、最近聞かれるようになったから、適切でないと言っているだけだ。でも、この言い方は大変便利ないい方だ。どう便利なのかというと 短く言えるし、ややぼかして言うことができるから。

ぼかして言うというのははっきり言うの逆なので、情報の伝達という点では悪い。
でも、はっきり言うことがかえって悪いこともある。どういうことかというと、
・はっきり言うことで、どぎつさとか緊張感とかが生まれてしまうということである。特に命令的な内容の発言だと命令される側が不快になってしまう。たとえば「先生に謝罪をしろ」という言い方ははっきりとしすぎて命令され方は不快になる。それよりも、「もしかすると先生にひとこと言っておいたほうがいいのかもしれないね」と曖昧な言い方をしたほうが適切ということである。

このように、相手に敬意を示す点ではぼかしたほうがよい。このぼかしは広い意味での婉曲話法である。露骨に言うと嫌われるので、ぼかして言うということである。たとえば、知り合いなどから「10万円貸してくれ」って言われて、本音としては貸したくない場合、「だめです」とは普通は言わない。ぼかして、「ちょっと難しいですねー」と言う。

で、話を本題に戻すが、
表題の「山崎さん的にはどう思いますか?」
は正式な言い方だと、「山崎さんはどう思いますか?」です。まあ、これでも悪くはないのだが、もし「山崎さん的にはどう思いますか?」というならば、「山崎さんは、単にどう思うかであり、思ったことに責任が伴うというわけではありません。素朴に、どう思うかと質問しているだけです。」っていうニュアンスになる。先程も申したが「山崎さんはどう思いますか?」でも全く悪くない。

ところで、言葉は2つの役目がある。情報の伝達 と 相手に対する気持ちの意思表示 である。
山崎さん的にはどう思いますか?というのは、そんなに複雑な情報内容でないので、相手に対する気持ちの意思表示も大切にしようという目的もあるのでこういったとも言える。

●・・・・という形になります。
これも便利ないい方だ。「・・・・・となります」というよりもどぎつさがなくなって、聞く人に癒しを与えてくれる。「・・・・となります」という言い方なら、ほんのちょっと、きつい感じがする。

●今日は自転車に乗らずに歩くし。
この「し」という言い方は文脈上、おまけの情報を付加するときに使う。なのに、実際は付加でも何でもなく、ときには単独で使う。
しかし、これも便利ないい方で、どんどん使ったほうがいい。
単に、歩く、で文を終わらすと、どぎつさが出る。

これに関することだが、「寒さで死ぬ鼠」という言い方を現代はしている。ところが、昔は「寒さで死ぬる鼠」と言っていた。
たぶん江戸時代ごろまで「寒さで死ぬる鼠」といっていたが、そのうち「寒さで死ぬ鼠」という言い方がはやり始めた。最初はその言い方は間違えだ、という人が多かった。でも、そのうち、だれもが「寒さで死ぬ鼠」という言い方をするようになった。

「歩くし」というのも同じように将来は終止形の正式な言い方になるかもしれない。

●はや!(早!) 
まず基本中の基本として、申し上げておかなければならないことがあります。これは形容詞ではありません。「あら」「まあ」「くそー」「やったー」などと同じ仲間の間投詞です。
というか、事実上の形容詞の間投詞形とでもいったほうが適切でしょう。
この言い方は通常は「なんて早いのだろう!」「わあ!すごく早い!」です。
ところで「はや」っていう言い方のは、短すぎるという点で分かりにくいでしょう。でも、間投詞というのはその場の雰囲気をつくり上げるためのものともいえるので、「はや」のほうが的確にその雰囲気を出せるとも言える。もし、「なんて早いのだろう!」なんて言ってしまうと、なんか、優等生のしゃべり方って感じだし。かと言って、「わあ!すごく早い!」っていうのも、学級会の発言みたいだとか、その場のノリとか雰囲気をうまく作り出せないとかでイマイチ適切でないって感じだし。
で、この用法は欠点がある。それは、形容動詞には使えないということと特定の形容詞しか使えないってことです。特定と言っても、私の体感だが、全形容詞の70%ぐらいしか使えないってことです。

例えば、
使える形容詞は
速い→はや! 寒い→さむ! くさい→くさ! 軽い→かる! 痛い→いた! まずい→まず!(味の評価の場合)

使いにくい形容詞は
しつこい→△しつこ! すごい→すご!(でもまあ、使えないことはない)

使えない形容詞は
温かい→☓あたたか! 濃い→☓こ! 良い→☓よ 平べったい→☓ひらべった 青い→☓あお

まとめ: 間投詞(感嘆文)の多様性が増すので、いんじゃないの。口語には意味がわかりにくいというのを楽しむという要素も若干あるし。

●逆に言うと
このフレーズはいろいろな意味がある。
パターン1.例: 「日本は朝鮮の隣にある。逆に言うと朝鮮は日本の隣にある。」  この言い方は、立場を逆にすると、という意味かな。
パターン2.例: 「日本は財政赤字なのに防衛費は世界で5位である。逆に言うとそれだけ、安全な国なのだ。」   この言い方は、これは「悪いことだけど、良いこともある。それは、」という意味。
パターン3.例: 「富士山は日本一高い山である。逆に言うと、富士山は日本一低い山である。」  確かに論理的ではあるが、日常会話では使う機会が皆無である。

上記のほとんどのパターンで解るように、逆でないのに「逆に言うと」と言っている場合が多いが、まあ、言葉、特に話し言葉に厳密さなんて要求する方がおかしいとも言える。言葉というものほどあいまいなものは無いと言っていいくらいだから。その証拠に、広辞苑で 気 とか うち とか とる とかを引いてみると、実に多くの意味があることが確認できる。
この言い方が嫌いな人は、「換言すれば」とか、「言いかえれば」とか言う言い方をすればいい。

●ネコとか飼ってみたいよ。 
この とか は 等 や など と同じ意味である。
でも、日常で「おいら猫等を飼ってみたい」なんて普通言わないし、言ったとしても、すぐに意味がわからない。
では 「など」 はどうか。
「など」 は若干軽く見ている感じがする。でもまあ、「とか」も同様に軽く見ている感じがする。ところが、「など」=「なんぞ」=「のような下劣なもの」というふうに受け取ってしまう場合も有り得るので、そういう点では、「とか」の方がいい。
たとえば、コンビニで牛乳などを買ってくる、というと牛乳が低級ってイメージが出る。コンビニで牛乳とかかってくるといっても、少しは低級って感じがするけれど、「など」程ではない。それに、とかという単語自体に「かわいさ」がある。かわいい表現はたくましさを見せたい人にとっては、要注意だが。 
「ねことか」の他の言い方と「ネコやそのようなもの」という言い方がある。これも良い言い方だと思う。しかし、世間ではこの言い方も嫌う人がいる。「そのようなもの」ってなんだ?って文句をいうのである。英語でもこの形の言い方は実に良く使うし。つまり「a cat or something like that」という言い方を良くする。まあ、英語でも使っているから適切とは言えないが、実際によく使われているという点で参考にはなる。

●全然大丈夫です。
全然という副詞は必ず否定語を伴うものだった。
たとえば、「全然うまくないよ。」
まあ、現代国語の規則ではそうなんだけど、
あまりにも若者に一般化しすぎたので、もはや認めざるを得なくなっている状況である。
じつは、「全く」も同じ運命だった。
「全く」は昔は否定語を伴う副詞だった。しかし、現代では否定語を伴わない文でも、当たり前に使う。
たとえば、年寄りでも当たり前のように、「全くうまいね」とも言うし、「全くうまくないね」とも言う(もちろん意味は逆だけど、どちらも国語的に正常であるということ)。

●という感じです。
この言い方はあんちょくすぎるとか、いい加減な発言に聞こえるとかで、嫌われる傾向にあるけれど、私に言わせれば、この言い方で適切です。
よく、ニュースキャスターが自分の意見をいうときに、この言い方では、いい加減という雰囲気になるので、「という気がします」ということが多い。まあ、その言い方も言いけど、「という感じです」って言えば、「気」よりも「感じ」のほうが音が長いので、聞くときに間違えが少なくなって便利だと思うし。
あと、「気がする」というと、「単に思いつきでそう思う」っていうニュアンスも出てくる。なので、「気がする」のほうがいいかげんとも言える。
まあ、キャスターだから、立場上「感じです」って言いにくいという事情はわからないことはないが。

●1000円からお預かりします。
この言い方も適切である。
世間では、この言い方は、嫌いだという人が多い。でも、この言い方は素晴らしいのである。

理由1 どっちの意味なのかがはっきりする:
例えば、850円の品物を買って1000円を渡した場合を考えてみよう。
その場合、「1000円をお預かりします」と言うと「1000円を代金として受け取りします」とも受け取れるし、「1000円をいったん預かって850円の代金を受け取ると同時に差額の150円をお返しします」とも受け取れる。でもまあ、たいてい後者の意味だとわかる。しかしながら、最初から、明確に表現したいものである。
もし「1000円からお預かりします」と言ったなら、決して「1000円を代金として受け取りします」と思われない。かならず「1000円をいったん預かって850円の代金を受け取ると同時に差額の150円をお返しします」という意味で理解してもらえる。
お金のことなので、店員もお客さんもいい加減では済まされないのである。店員とお客さんが親睦を深めるために会話をしているわけではない。両者とも間違いは許されないのである。
なので、「1000円からお預かりします。」という簡潔明瞭な言い方をするのである。

理由2 迅速になる:
レジでの精算という作業は正確でしかも迅速でなければならない。後ろで順番待ちをしている場合もある。レジでもたもたしていると、他の店に行ってしまう人も出てくる。「1000円をいったん預かって850円の代金を受け取ると同時に差額の150円をお返しします」なんて言っていると、「言うこと」と「その理解」で時間がかかるのである。なので、誤解がなく迅速にするために、まず最初のひとこととして「・・・円からお預かりします」という言い方をするのである。なお、次のひとことは「850円をお受け取りしました」とか「お釣りの150円をお返しします」とか言う。

理由3 一つの発言文では数値は一つだけのほうが誤解が少ない:
まず、基本中の基本として、複文(※1)や重文(※2)は表現も理解も面倒であり誤解も生じうる。なので、単文の列挙が適切である。どういうことかというと、
複文の例: 昨日買った時計をはめて学校に行った。
単文の列挙の例: 昨日時計を買った。その時計をはめた。そのまま学校に行った。

重文の例: 起きて顔を洗って自動車にのって会社に行った。
単文の列挙の例: 起きた。そして、顔を洗った。そして、車に乗って会社に行った。

※1・・・複文とは、1文に2つ以上の節があり、しかも、すくなくとも一つの節に修飾部がある文のこと。
米2・・・重文とは、1文に2つ以上の節があり、各々の節が独立している。


で、本題だが、
先程の例の、「1000円をいったん預かって850円の代金を受け取ると同時に差額の150円をお返しします」は、複文や重文で表現されている。これでは、表現も理解も面倒である。しかも数値が入っているのでなおさらである。
なので、単文の列挙のほうが望ましい。とりあえず、単文の列挙で表現すると、
「1000円をお預かりします。」 「850円の代金をお受け取りします。」 「差額の150円をお返しします」
これだと表現しやすいし、理解もしやすい。しかも、一文ずつ理解をした上で、次の文を言うのでなおさら確実である。
で、1番目の文は「・・・からお預かりします」という表現をすればなおさら明確になる。なので、
「1000円からお預かりします。」 「850円の代金をお受け取りします。」 「差額の150円をお返しします」
という言い方または、この言い方とほぼ同じ言い方を、実際のレジで行われている。
この言い方は、ひとつの文では一つの数値しか言っていない。これも誤解をなくすために大変よい方法である。
一つの発言文では、1000円というふうに、数値は1000円だけを言ったほうが誤解が少ないのである。もし、1000という数値と850円という数値の2つの数値を一つの発言文で言ってしまうと、聞いている人が混乱するからである(冒頭のように3つの数値を言うならなおさらである)。で、あなたはもしかすると「こんなことでなぜ混乱するのだ」と思うかもしれない。ところが、数字に弱い人は混乱するのである(10000円ならば高額なのでドキドキして混乱する人さえいるかもしれない)。日本で義務教育を受け終わった人は通常は混乱しないが、それ以外の人すなわち、小学生とかいくつかの外国の人も数字に弱いのである。
やや、余談になるかもしれないが、ヨーロッパでの買い物では次のようなことがよく行われています。
ヨーロッパの消費者はたとえば850円の品物を買うために1000円を渡しても、お釣りの150円はすぐには頭で計算できないと言われている。なのでヨーロッパでは850円のお釣りを渡すときは、まず100円を渡して「950円になりますね」といい、次に10円を渡して、「960円になりますね」と言う(実際は「になりますね」は省略する)。次に、さらに10円を渡して「970円になりますね」と言う。次に、さらに10円を渡して「980円になりますね」と言う。次に、さらに10円を渡して「990円になりますね」と言う。そして最後に、10円を渡して「1000円になりますね」と言う。 これぐらい、ヨーロッパでは気を使う必要があるのだ。

なので、「1000円からお預かりします」という言い方が実に素晴らしいのである。
このように事情で「・・・円からお預かりします」という言い方は、簡潔明瞭なので素晴らしいのである。これでは誤解が生じない。

(note: 上記の理由2と理由3は、同じ意味のことを表現を変えて説明しているのかもしれない。なので、理由2と理由3は統合してもよいとも言える。でもまあ、理由の数はどうでもいいことだし。)


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